スノーボード初心者が覚えておきたい5つのポイント

中でも自宅で出来ることを中心に紹介しています。
スノーボード初心者がいきなりゲレンデに出るのはハードルが高いものです。
事前に自宅で外で出来ることは数多いのです。
スノーボード初心者なら是非とも読んでおきたい、簡単な5つのポイントを紹介します。

冬の楽しみといえば、ウィンタースポーツですね。
その中でも、スノーボードボは楽しそうなんだけど、いきなり滑るのか不安…という人は少なくありません。
そこで、滑り始める前に確認と練習をしておくべき5つのポイントを紹介します。

軸足が前で利き足が後ろ
スノーボードでは、滑る向きを決めないといけないのです。
つまり、進行方向に対して軸足を前、利き足を後ろにして滑るということです。
スノーボードでは、右足を前にして滑ることを「グーフィースタンス」、そして左足を前にして滑ることを「レギュラースタンス」と呼んでいます。

自分の利き足はどっち?という人も多いと思います。
利き足を見分ける方法として、サッカーボールを蹴るときにどちらの足で蹴るかということです。
これは簡単ですね。
右足で蹴る人は、当然ですが利き足が右足になります。
そうなると、軸足の左足を前にするレギュラースタンスで滑ることになるのです。

スノーボードでは、両足間の距離を「スタンス幅」と呼んでいて、初心者の場合でしたら、肩幅くらいかやや狭めの方がよいとされています。
このあたりは滑りながら少しずつ調整していくといいでしょう。

基本姿勢が大切

スノーボードの基本姿勢というのは、足の向きと重心に気を付けるようにします。
ボードに乗ったときに、レギュラースタンスの人でしたら、左足を左前に向けましょう。
そのあと、左足と同じ向きに左膝、骨盤と胸を向けるようにするのです。
そのとき、右足の爪先はまっすぐ前を向け、右膝はちょっとだけ内側に入れましょう。
そして、このときの姿勢で大事なのは、重心は低くする必要があるということです。
意識するポイントとしては、お尻を突き出さないことです。
初心者はついついバランスを取ろうとしてへっぴり腰になってしまいます。
両膝をしっかりと曲げて、腰を真下にストンと落とすのが正しい姿勢です。
このとき、上半身は左前方向に倒すようにして、バランスの良い姿勢に気をつけるようにしましょう。
スノーボードに乗せる体重の掛け具合は、前の足に4割前後、後ろの足に6割前後のバランスがちょうどよいと思います。
スノーボードの場合、基本姿勢がしっかりと出来てないと、滑れるようになるまでにけっこうな時間がかかります。
そうすると、なかなか上達しないので楽しくなくなるのです。
意外と難しい基本姿勢ですが、事前にしっかりと意識するようにしましょう。

・片足をボードから外して滑ろう
スノーボードは、斜面を滑るだけではありません。
リフトの乗り降りやちょっとした移動の場面が必ずあります。
そのような時は、ボードから片足を外して滑るといった、いわゆる「片足スケーティング」が必要となるのです。
このとき、外す足は自分の利き足となるので、レギュラースタンスでしたらら右足を外します。
そして、自分が進みたい方向に胸を向け、外している足をつけている方の足の近くにおきましょう。
そのまま進行方向に向かって漕ぐように蹴り出します。
進み始めたら外している足をスノーボードの中央部分に乗せます。
このボードスケーティングは必ず必要になるので、しっかり覚えておきましょう。

・足首の使い方
スノーボードで曲がるためには足首の使い方が大切となります。
ですので、部屋の中で練習するといいでしょう。
ここでのポイントは、曲がる側のエッジに体重をかけるということです。
そのとき、反対側のエッジを浮かせるようにすることでス、ノーボードを傾けることができます。
つま先側で意識したいのは、拇指球と呼ばれている親指の付け根のちょっと盛り上がっている部分に体重をかけることです。
そこに体重をかけ、スネの下の方を足の甲に近づけるようにして膝を落とします。
そのまま、足首を曲げていくというイメージになります。
レギュラースタンスで右に曲がりたいときにはどうしたらいいでしょうか。
つま先側に体重をかけつつ、反対側のカカトを浮かせるようにしてスノーボードを傾けていきます。
この時、ついつい下を見てしまいやすいのですが、顔は上げるようにしましょう。
近くを見てしまうとどうしてもバランスがとれにくくなるのです。

・体の使い方
最後に、スノーボードの操作です。
スノーボードは決して、力まかせではなく、バランスよく身体を動かすことが大切です。
方法としては、曲がりたい方向に、身体の上から徐々に向けていくとスムーズになります。
例えば、右に曲がる場合でしたら、まず頭を右へ向けていきます。
それから、肩、腰、下半身というようにスノーボードの順番に右に向けていくのです。
身体の上の方から順番に回していくことで、姿勢を崩すことなくスムーズに曲がることができるようになります。

まとめ

5つのポイントについて紹介しました。
ポイントをよりよく理解して、あとは、練習あるのみです。
自宅でイメージトレーニングをするだけでも、初のスノーボードは練習した成果を発揮することができますよ。